ふるさと納税と住民税|いつ、いくら安くなるのか
ふるさと納税で安くなるのは、主に住民税です。ただし一度にまとめて戻るのではなく、12か月に分けて少しずつ引かれます。
そのため「いくら安くなったのか実感がない」という声が多い制度でもあります。時期と金額の出かたを整理します。
いつから安くなるのか
寄付をした翌年6月から、その次の年の5月までの住民税が対象です。
| 時期 | 起きること |
|---|---|
| 2026年1月から12月 | 寄付をする |
| 2027年1月10日まで | ワンストップ特例の申請(使う場合) |
| 2027年2月から3月 | 確定申告(する場合) |
| 2027年6月ごろ | 住民税決定通知書が届く |
| 2027年6月から2028年5月 | 減額された住民税が毎月天引きされる |
会社員の方は給与天引き(特別徴収)なので、12回に割られて引かれます。4万8,000円の控除なら、毎月およそ4,000円ずつという形です。一度に戻るわけではないため、実感が薄くなります。
自営業の方など普通徴収の場合は、年4回の納付書の金額が減ります。
いくら安くなるのか
ワンストップ特例を使った場合
控除はすべて住民税から行われます。所得税の還付はありません。
- 住民税から引かれる額 = 寄付総額 − 2,000円
5万円寄付したなら、4万8,000円が住民税から引かれます。分かりやすいのはこちらです。
確定申告をした場合
所得税と住民税に分かれます。
- 所得税から =(寄付総額 − 2,000円)× 所得税率
- 住民税から = 残りの部分
年収500万円の方(所得税率10%)が5万円寄付した場合、所得税の還付はおよそ4,800円、住民税の減額はおよそ4万3,200円です。合計はワンストップ特例とほぼ同じになります。
違うのは戻り方だけです。どちらが得かという差はありません。
住民税の内訳
住民税側の控除は3つの部分に分かれています。計算の中身を知っておくと、上限額の考え方も分かります。
| 部分 | 計算 | 上限 |
|---|---|---|
| 基本分 | (寄付額 − 2,000円)× 10% | 総所得金額等の30% |
| 特例分 | (寄付額 − 2,000円)×(90% − 所得税率) | 所得割額のおおむね20% |
| 申告特例控除分 | ワンストップ特例の場合、所得税分に相当する額 | 特例分に連動 |
実務で効いてくるのは特例分の上限です。所得割額のおおむね2割で頭打ちになり、ここがふるさと納税の上限額を決めています。
上限を超えて寄付すると、超えた部分は特例分の対象外になり、基本分の10%しか引かれません。残りはまるごと自己負担です。上限額の正体はこの特例分の頭打ちだと理解してください。
ご自身の目安は年収・家族構成別の限度額早見表で確認できます。
控除されたか確認する
6月ごろに届く住民税決定通知書の「税額控除額」を見ます。市民税と県民税の2つに分かれているので、足して確認してください。
ワンストップ特例なら、合計が寄付額マイナス2,000円に近ければ正しく処理されています。欄の位置や金額が合わないときの原因はふるさと納税の控除を確認する方法にまとめました。
よくある質問
住民税が去年より増えました。控除されていないのでしょうか
収入が増えていれば、控除されていても住民税の総額は増えます。見るべきは前年との差ではなく、税額控除額の欄そのものです。
引っ越したら、どの自治体に納めますか
住民税はその年の1月1日に住んでいた自治体が課税します。2027年1月1日にA市にいれば、2027年6月からの住民税はA市に納めます。年明けに引っ越した場合は、ワンストップ特例の変更届を寄付先の自治体に出してください。
退職した年はどうなりますか
住民税は前年の所得に対して課税されるため、退職後も支払いが続きます。収入が下がる年は、ふるさと納税の上限も下がる点に注意してください。
住民税が非課税の場合は
差し引かれる住民税がないため、控除は受けられません。寄付そのものはできますが、自己負担2,000円の仕組みは働きません。
ふるさと納税をすると住んでいる自治体の税収は減りますか
減ります。移した分だけお住まいの自治体の住民税が減る仕組みです。この点はふるさと納税のデメリットでも触れています。
まとめ
- 安くなるのは翌年6月から翌々年5月までの住民税
- 給与天引きなら12回に分けて少しずつ引かれる
- ワンストップ特例なら全額が住民税から、確定申告なら所得税と住民税に分かれる
- 合計額はどちらもほぼ同じ
- 上限額の正体は住民税特例分の頭打ち(所得割額のおおむね2割)
制度の全体像はふるさと納税の仕組みを完全解説に、上限額の目安は限度額早見表にまとめています。
住民税の計算は個別の事情によって変わります。実際の金額はお住まいの自治体の住民税担当課にご確認ください。
レビューの多い返礼品
レビュー件数の多い順に並べています。寄付額や内容量ではなく、実際に申し込まれた数で選んだものです。
訳あり 干物 1.5kg ~ 4.5kg 発送時期が選べる 容量 選べる 詰め合わせ
7,000円の寄付
- 内容量 1,500g〜4,500g
- 内容量の目安 約2,143g/万円
- 訳あり
常連 4.76 いくら いくら醤油漬け 200g 400g 800g 1.6kg
16,000円の寄付
- 内容量 200g〜2,400g
- 可食部の目安 約125g/万円
- 小分け
枠が決まったら、返礼品を選びます
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