ふるさと納税の控除を確認する方法|住民税決定通知書の見方
手続きをしても、実際に控除されたかどうかは通知を見るまで分かりません。確認できるのは翌年の6月です。
見る場所と計算の仕方が決まっているので、順番に確認していきます。金額が合わない場合の原因も挙げます。
確認に使う書類
| 手続き | 確認する書類 | 届く時期 |
|---|---|---|
| ワンストップ特例 | 住民税決定通知書 | 6月ごろ |
| 確定申告 | 住民税決定通知書+確定申告の控え | 6月ごろ、申告は2月から3月 |
住民税決定通知書は正式には「住民税課税決定通知書」「市民税・県民税 特別徴収税額の決定通知書」などの名前で届きます。会社員の方は勤務先から配られる横長の細い用紙がこれにあたります。自営業の方は自治体から郵送されます。
見るのは「税額控除額」の欄
通知書の中に、市民税と県民税それぞれの「税額控除額」という欄があります。ここにふるさと納税の控除分が含まれています。
自治体によっては、摘要欄に「寄附金税額控除」として金額が書かれていることもあります。その場合はそちらを見るほうが早いです。
確認の計算
ワンストップ特例を使った方は、次の式で確かめられます。
- 市民税の税額控除額 + 県民税の税額控除額 = おおむね(寄付総額 − 2,000円)
5万円寄付したなら、2つを足して4万8,000円前後になっていれば正しく処理されています。
確定申告をした方は、控除が所得税と住民税に分かれます。住民税側だけを見ると金額が足りないように見えますが、不足分は所得税から還付済みです。
- 住民税の税額控除額 + 所得税の還付額 = おおむね(寄付総額 − 2,000円)
所得税の還付額は確定申告の控えに書かれた還付される税金の額で確認できます。
金額がぴったり合わないのは普通です
数百円から千円程度のずれは、計算の仕組み上よく起きます。主な理由は次のとおりです。
- 住宅ローン控除や調整控除など、他の税額控除も同じ欄に入っている
- 端数処理が市民税と県民税で別々に行われる
- 住民税特例分に上限があり、所得割額の約2割で頭打ちになっている
3つ目に当てはまると、ずれは数百円では済みません。上限を超えて寄付していた場合、超過分は控除されないためです。数千円から数万円合わないときは、まず上限超過を疑ってください。
まったく控除されていないときの原因
金額が0、または明らかに少ない場合は、手続きのどこかが抜けています。
| 原因 | 起きやすい状況 |
|---|---|
| 申請書が届いていない | 年末の寄付で、1月10日に間に合わなかった |
| 申請書に不備があった | チェック欄が空欄、本人確認書類が不足 |
| 確定申告でワンストップが無効に | 医療費控除などで申告し、寄付を書き忘れた |
| 寄付先が6自治体以上 | ワンストップ特例の条件から外れていた |
| 名義が違う | 申込者と納税者が別人だった |
| 引っ越しの届出をしていない | 年明けに転居し、変更届を出していない |
| 上限額を超えていた | 超過分は制度上控除されない |
上から3つが大半を占めます。とくに3番目はワンストップ特例の申請書を出したあとに確定申告をしたケースです。確定申告をした時点で申請書は無効になります。
控除されていなかったときの対処
確定申告をしていない場合
還付申告をすれば取り戻せます。期限は寄付をした年の翌年1月1日から5年間です。2年前、3年前の分でも間に合います。
必要なのは寄付金受領証明書と源泉徴収票です。やり方はふるさと納税の確定申告のやり方にまとめました。
確定申告をしたのに反映されていない場合
申告内容に誤りがあった可能性があります。寄付金の種類を「都道府県、市区町村に対する寄附金」以外で選んでいると、住民税の特例分が計算されません。更正の請求で訂正できます。
どこに問い合わせるか
| 内容 | 問い合わせ先 |
|---|---|
| 住民税の金額、通知書の見方 | お住まいの自治体の住民税担当課 |
| 申請書が受理されているか | 寄付先の自治体 |
| 確定申告の内容 | 所轄の税務署 |
住民税の計算根拠はお住まいの自治体しか把握していません。金額が合わない場合は、通知書を手元に置いて住民税担当課に聞くのがいちばん早道です。
よくある質問
通知書をなくしました
勤務先の経理に再発行を依頼するか、自治体で課税証明書を取得すれば税額控除額を確認できます。
6月より前に確認する方法はありますか
確定申告をした方は、申告の控えで所得税の還付額を確認できます。ワンストップ特例の方は、寄付先の自治体に申請書が受理されているかを問い合わせる方法が確実です。
住民税が去年より増えています
控除されていても、収入が増えていれば住民税の総額は増えます。前年との比較ではなく、税額控除額の欄そのものを見てください。
転職した年はどうなりますか
住民税はその年の1月1日に住んでいた自治体が課税します。転職しても課税する自治体は変わりません。ただし特別徴収の引き継ぎが行われていないと、自分で納付する形になり通知書の届き方が変わります。
まとめ
- 確認できるのは翌年6月ごろの住民税決定通知書
- 見るのは市民税と県民税の「税額控除額」
- ワンストップ特例なら、2つの合計が寄付額マイナス2,000円に近ければ正しい
- 確定申告の場合は、所得税の還付額と合わせて計算する
- 数百円のずれは正常。大きく合わないときは上限超過か手続き漏れ
上限額の目安は年収・家族構成別の限度額早見表で、住民税がいつ安くなるかはふるさと納税と住民税にまとめています。
通知書の様式や欄の名称は自治体によって異なります。金額の確認はお住まいの自治体の住民税担当課にお問い合わせください。
レビューの多い返礼品
レビュー件数の多い順に並べています。寄付額や内容量ではなく、実際に申し込まれた数で選んだものです。
訳あり 干物 1.5kg ~ 4.5kg 発送時期が選べる 容量 選べる 詰め合わせ
7,000円の寄付
- 内容量 1,500g〜4,500g
- 内容量の目安 約2,143g/万円
- 訳あり
常連 4.76 いくら いくら醤油漬け 200g 400g 800g 1.6kg
16,000円の寄付
- 内容量 200g〜2,400g
- 可食部の目安 約125g/万円
- 小分け
枠が決まったら、返礼品を選びます
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